香港には「屈臣民(ワトソンズ)」という、化粧品から薬まで扱っているドラッグストアがあります。
そこで売られていたスイカのラベルがついた喉薬が大変効き目がありました。
その名も「西瓜霜」。
香港は冷房がガンガンにかかっているので、夏場でも喉がおかしくなることが多いです。
喉の痛みを感じたら、その薬を口の奥に向かってシュッと一吹きするのです。
1日数回のスプレーを数日続けると、痛みが引いてきます。
ケースから出てくるのは液体ではなく、粉です。
吹き付けた個所によってはむせます。
おまけに、スイカと銘打っているけど、とても苦いのです。
口内炎にも効果があるそうです。
良薬は口に苦しと言いますが、これは本当に清涼感のある苦みというか、うっと苦しみます。
今も売られているのかどうかわかりませんが、香港に行ったら買いだめしておきたいです。
漢方扱いなのか、医薬品扱いなのか、日本では見かけません。
中国漢方を扱っているオンラインショップなら取り扱いがあるようです。
うがい薬は使っていますが、やはり味が辛いですね。
そんな時にはメイドオブオーガニクスのスプレー。
こちらはマヌカハニー入り、オレンジ味とミント味が選べます。
西瓜霜のように苦くないので、もし舌についてしまってもおいしいです。
しかし、西瓜霜の強烈な苦い味に慣れてしまっているので、こんなにおいしくていいのか?と戸惑います。
おいしいに越したことはありません。
西瓜霜をもう一度味わいたい気もするのです。
寒くなってまいりましたので、体調にお気を付けください。
外出からお帰りの際は手洗い、うがいをどうぞ。